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台北シティぜんぶ子どもの遊園地―スイートなごちそうエリア
更新日:2021-07-30
視聴回数 949
旅行日: 一日ツアー
タイプ: クラシック
紹介
第1スポット:白石湖いちご園
「白石湖のいちご狩り」と聞いたら、普段は予定を合わせるのが難しい子育て中のママ友も二つ返事でOKするでしょう。だって、子どもたちは甘いものが大好き。特にいちごには目がないものです。説明は不要、すぐにいちご狩りツアーは成立です。
いちご狩りを満喫した後、すぐに山を降りるのはもったいない。白石湖いちご園の近くには同心池、白石湖吊り橋、碧山巌などじっくり味わいたい見どころが多数あります。また、途中にはおいしいものも多く、朝から働いてぺこぺこになったおなかを満たすことができます。特にいちごの季節であれば、多くの店でさまざまないちご料理を提供しています。いちごゼリー、いちごアイス、いちごミルクティーはもちろん、いちごソーセージやいちごモチなどもありますので、どうぞ試してみてください。標識に沿って白石湖の吊り橋の方へ向かい、同心池を過ぎると、ブランコと滑り台のある親子レストランがあります。子どもたちが自由に遊べる一方で、大人たちもゆっくり休むことができます。
以心伝心を意味する「同心池」は生態湿地となっています。池の周囲には白い百合の花が一面くまなく植えられています。今は花の季節ではありませんが、百合の開花時期(5月中旬頃)には池を取り囲む白い花畑を見ることができ、写真を撮れば美しさにうっとりしてしまうことでしょう。
白石湖吊り橋は特別なデザインで、基盤がしっかりとした、吊り下げロープのない隠れ吊り橋です。そのため、他の吊り橋に比べて、歩く際にも非常に安定しています。子どもは高いところを怖がるものですが、最後まで歩いて渡ることができます。
白石湖吊り橋を過ぎると、そびえ立つ碧山巌が目の前に現れます。階段を数えながら登っていくと、頂上は碧山巌開漳聖王廟です。聖王廟の物語は講談にもってこいです。「廟内には福建地域を開発した民族の英雄・陳元光と部下の李伯瑶、馬仁の2将軍が祀られております。碧山巌は台湾最大の開漳聖王廟でございまして、いつでも参拝者で溢れております。言い伝えによりますと、漳州府の人士黄某携は台湾を開発しようと海を渡ってきたとき、良い土地をやっと見つけ出したと感激。そこで、持っていた線香とろうそくを石に掛け、ひれ伏して神様にお祈りしてから立ち去ったのでございます。その後、山麓一帯には匪賊がはびこり、民家に押し入っては略奪を働くようになりましたので、民衆は困り果てておりました。しかし1751年、匪賊が山の上まで攻め入ろうとしたその時でございます。突如、山の頂に巨大な軍勢が現れ、兵を鼓舞する陣太鼓が一斉に鳴り響いたでありませんか。そうです。あの時線香を掛けたあの石でございます。その神石が3つに分かれて、真ん中の石は聖王、両側の石は李・馬両将軍となり、周囲の小石たちもドドっと駆け下りていきますと、匪賊はたまらず武器を捨てて逃げていったのでございます」。なんともスペクタクルな物語ではありませんか。
登頂後は台北盆地を一望できるほか、廟の前の展望台からは曲がりくねった淡水河、鯉魚山や棚田などの美しい景色が見渡せます。大人たちの体力もここまでくるといくらも残っていないでしょう。いちご狩り日帰りツアーはここで一段落です。
第2スポット:松山空港展望台
「白石湖のいちご狩り」と聞いたら、普段は予定を合わせるのが難しい子育て中のママ友も二つ返事でOKするでしょう。だって、子どもたちは甘いものが大好き。特にいちごには目がないものです。説明は不要、すぐにいちご狩りツアーは成立です。
白石湖のいちごは温室栽培ですので、天気によって日程が左右されることはありません。加えて、農家のほとんどが有機栽培なので、採って店で量った後、さっと洗ってすぐ食べられます。
今回は、子どもたちにジャム作りの楽しさを味わってもらえるよう、その場でいちごジャム作り体験ができる農家を選びました。その後1時間ほどの撹拌作業は大人がしますが、この間に子どもたちはいちご摘みの「大仕事」をしますので、心ゆくまで楽しむことができます。
以心伝心を意味する「同心池」は生態湿地となっています。池の周囲には白い百合の花が一面くまなく植えられています。今は花の季節ではありませんが、百合の開花時期(5月中旬頃)には池を取り囲む白い花畑を見ることができ、写真を撮れば美しさにうっとりしてしまうことでしょう。
白石湖吊り橋を過ぎると、そびえ立つ碧山巌が目の前に現れます。階段を数えながら登っていくと、頂上は碧山巌開漳聖王廟です。聖王廟の物語は講談にもってこいです。「廟内には福建地域を開発した民族の英雄・陳元光と部下の李伯瑶、馬仁の2将軍が祀られております。碧山巌は台湾最大の開漳聖王廟でございまして、いつでも参拝者で溢れております。言い伝えによりますと、漳州府の人士黄某携は台湾を開発しようと海を渡ってきたとき、良い土地をやっと見つけ出したと感激。そこで、持っていた線香とろうそくを石に掛け、ひれ伏して神様にお祈りしてから立ち去ったのでございます。その後、山麓一帯には匪賊がはびこり、民家に押し入っては略奪を働くようになりましたので、民衆は困り果てておりました。しかし1751年、匪賊が山の上まで攻め入ろうとしたその時でございます。突如、山の頂に巨大な軍勢が現れ、兵を鼓舞する陣太鼓が一斉に鳴り響いたでありませんか。そうです。あの時線香を掛けたあの石でございます。その神石が3つに分かれて、真ん中の石は聖王、両側の石は李・馬両将軍となり、周囲の小石たちもドドっと駆け下りていきますと、匪賊はたまらず武器を捨てて逃げていったのでございます」。なんともスペクタクルな物語ではありませんか。
第2スポット:松山空港展望台
もし帰りに少し体力が残っていたら、松山空港展望台に寄って、飛行機の離着陸を見るのはいかがでしょう。大の大人からすれば飛行機も交通手段の一つにすぎず、珍しくもなんともないかもしれません。しかし、子どもにとっては未知で巨大なものです。巨体が飛び立つたびに子どもたちは驚いて「飛んだ!!」と叫ぶでしょう。
飛行機好きのお父さんにとっては、ここは子どもたちと自分のロマンを共有する場所。今飛び立ったのはどんな機種で、降りたのはどんな機種で、といううんちく話は、お母さんには聞いてもさっぱり分からないかもしれませんが、子どもは傍らで興奮しながら聞いているはず。滔々と話すお父さんの得意顔が眼に浮かびます。
アクセス:
白石湖いちご園、碧山巌:1号MRT文湖線内湖駅下車、徒歩で内湖路二段まで行き「小2」バスに乗車(山間路段は乗降自由)。
松山空港展望台:1号MRT文湖線で松山機場駅下車。案内に沿って徒歩3分。
お役立ち情報:
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